これから株式投資に取組んでみようと思う人は
トヨタや三井住友などの聞いたことのある日本の大きな会社がいいのか、
ネットでおススメを探せばいいのか、
よく分からないから投資信託にしておこうかな？など、
投資する銘柄を迷ってしまいますよね。
日本人だから日本の企業に投資しなければならないわけではなく、
外国の企業に投資することもできることご存じですか？
しかも、世界的規模で事業展開しているアメリカ企業は
投資先として日本の企業にはない魅力もたくさんあるんです。
今回は、初心者からでも投資できる米株の魅力について、
メリットとデメリットも交えながらわかりやすくご紹介していきます。
初心者が投資を始めるならアメリカ株投資がおすすめ！３つの理由を徹底解説
米国株は海外の状況が日々見えない所もあり、
「トヨタとかソニーとかならわかるけど米国企業って知らない」
「続けていくのは難しそう」
「米国株って取引きの時間は日本の夜なの？」
などなど確かに分からないことだらけですよね。
脳科学的に、人間って生き延びるために本能的に
知らないことや理解できないことに
不安を覚えてしまうようにできているんです。
日本の企業だとよく知っている企業だったり、
日々ニュースや新聞で情報も入ってきやすいし、
なんとなく安心ですよね。
でも米国企業についてはどうしても同じようには
いかないところがあります。
英語が苦手な方は、米国と聞いただけでも
苦手意識が出てきてしまうかもしれませんね。
米国株投資を始める人はほとんどが、
・米株はなんとなくリスクが高そう
・全然知らない企業に投資をするのは不安
・投資してみて損をしたらどうしよう
そう思っています。
しかし、米株について知れば知るほど、
あれ？思ったよりリスクはないかもしれない。
むしろ日本株より安定してるし、株価の値上がりが期待できる？
と思えるようになっていったのです。
また、苦手な英語も、Google翻訳など
テクノロジーの力を使えば、思ってたよりも
たちはだかる壁は低くフツウにできちゃいました。
今日は、そんな米株をおススメする3つの理由をご紹介します。
米株おススメ理由①
米株には世界中のお金が集まってくる
日本株と米国株の違いをみてみましょう。
例えば↓このページをご覧になってください。
参照サイト：
https://media.startup-db.com/research/marketcap-global
これは、1989年と2019年時点での世界の時価総額ランキングです。
「時価総額」とは、企業の価値を表すものです。
1989年を見ると、実は上位10位中7つが日本企業でした。
30年前は日本企業が世界のトップを走っていたわけですね。
しかし、30年経過した2019年、7位のアリババ（中国）以外は
全て米国の企業になっています。
これを見れば、米国企業がいかに成長してきたか、
そして日本企業が（時価総額という視点では）いかに落ちてしまったかがわかります。
実際、米国の代表的な株価指数であるS＆P500種指数の時価総額は
2021年時点で38兆ドル（約4,200兆円）
それに対し、日本のTOPIX（東証株価指数）の時価総額は463兆円です。
その差約9倍！
それだけ米国株には世界からお金が集まり、期待されているということです。
さらに、米国株はお金が集まっているだけではありません。
下の図は時価総額ではなく株価の推移です。
米国の代表的な企業を集めたダウ平均と日経平均株価を比較してみました。
※TradingVeiwよりAkijoe編集
1991年を起点としたとき、
米株は1382％、つまり14倍近くになっているのに対し、
日経平均は37％、つまり1.37倍。ほとんど変わっていません。
30年前に投資した100万円は
米国株なら14倍の1400万円に、
日本株なら1.37倍の137万円。
どちらに投資したいですか？
という話です。
もう一つ違う見方をしてみます。
※TradingVeiwよりAkijoe編集
過去50年間で、日経平均が+182％に対し
米国のS＆P500種指数は+6500％近く。
バブル期に一瞬アメリカを追い越していますが
すぐに抜き返され大幅に差をつけられています。
これらの事実だけでも、
長期投資するなら米株有利じゃね？って思いませんか？
米株おススメ理由②
米国の人口は増え続けている
米国は先進国の中でも人口が増え続けている珍しい国です。
実際、2021年時点で3.3億人の人口は2050年までに
約3.8億人に増加すると予測されています。
参照サイト：
https://nukunukusas.com/reasons-for-investing-in-us-stocks
しかも、米国の国内総生産の７割は個人消費で占められています。
つまり、輸出に頼りきっているわけではないということです。
人口が増加する→個人消費がさらに増える→国内総生産の総額が増える
ということです。
日本の高度成長時代も同じような現象が起きていました。
戦後のベビーブームで人口増加が起きて、国内需要が高まり
国の成長を支えました。
アメリカではそれが現在も続いている
と考えればわかりやすいですね。
国内総生産が増えるということは、それだけ米国企業が
作る製品・サービスの需要が増え、国や企業が成長する
ということですから、その分だけ、株価の上昇が期待できる
ということですね。
一方、日本の人口はと言うと2021年時点では約1.2億人ですが、
2050年には2000万人減って、約1億人になると言われています。
人口が減少する→個人消費がさらに減る→国内総生産の総額が減る
という、米国とは真逆の流れになってしまうことが予測されます。
日本は高齢化が進み、人口も減る。
これだけでも日本企業は不利です。
日本人として、日本の企業にはそのような不利な状況を
跳ね返して世界で躍進することを期待していますが、一筋縄ではいかないでしょう。
米株おススメ理由 ③
米国企業は株主重視
米国の経営者の年収は平均10億円～20億円と言われているのですが、
そのほとんどが現金ではなく自社株でまかなわれています。
一般的な日本の企業だと、給料のほとんどが現金で支払われますが、
米国企業の経営者の場合だと、給料のうち7割程度が自社株で支払われます。
なので、米国社長は自分の取り分を増やすためにも、
株価をできるだけ上げようとするのです。
株価というのは会社の価値にある程度比例します。
なので米国の経営者は会社の売上を上げて、利益を出していく必要があります。
そのため、年功序列で社長が決まる風習のある日本と違い、
米国企業は必死に売上を上げる社長が会社を引っ張っていくわけです。
米国の経営者は「株価を上げ自分の資産を増やす」という点で
株主と同じ方向を向いていると言えます。
会社のトップが私たち株主と同じ目線で経営しているとしたら、
頼もしくないですか？
一方で、日本の企業の社長は、もちろん卓越した経営手腕で
会社を大きくされている人も大勢いますが、
お金以外のことにも気を配らないと国民やマスコミがだまっていないし、
あまりカネカネ言っているとたたかれるイメージありませんか？
お金を増やすために投資するなら、お金を増やしてくれる
アメリカの社長に託したい気持ちになってしまいます。
米株投資を学べる初心者向けの本5選
魅力的な「米株投資」を学べる入門書を
5つ挙げます。
これらを読んでおけば、米株投資に
取組む準備としては万全です。
①世界一やさしい米国株の教科書1年生 再入門にも最適！／はちどう
米国株を始めようとしている方必見。
株の初歩的な説明から、企業業績の見方、
ローソク足の見方、ポートフォリオの組み方
など株式投資の基本までしっかり解説。
投資手法もバリュー（割安株投資）、
グロース（成長にフォーカス）、
どちらも中立に紹介されており、
全体像が理解できます。
②経済的自由をこの手に！ 米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術／たぱぞう
前半で、いかにして資産を積み上げていくか、
資産の額に応じた投資先とその将来性、
およびセミリタイアに向けた心構え、
後半に資産額別の投資術が書かれている。
500万円までから、1億円以上までの保有資産ごとに
セミリタイアに向けた作戦が書かれているのがわかりやすい。
米国株だけではなく他のアセットも含め
投資の全体像がわかりやすく学べます。
③バカでも稼げる「米国株」高配当投資 ／バフェット太郎
ちょっと口が悪い部分もありますが、
マンガでの解説などもありわかりやすい。
有名投資家ウォーレン・バフェットさんの手法を引用し、
短期投資はギャンブルであること、
米国株ての長期投資を強く推しています。
米国株へ投資することのメリットを
データ付きで紹介、自身のポートフォリオや
投資法についても詳しく掲載されています。
④世界一やさしい 米国ETFの教科書 1年生 ／橘ハル
①と同じシリーズで、個別銘柄ではなく
ETF（上場投資信託）に特化した内容。
ETFの基本、投資信託との相違点、
各セクターの特徴各ファクターの特徴、
不動産投資ETFの特徴、
債券ETFの特徴などが解説されています。
代表的なETFの過去実績や暴落の程度が
S&P500との比較で示されていたりして
説明の内容がすんなり入ってきました。
⑤「年100回配当」投資術ー日本人が知らない秘密の収入源 ／マーク リクテンフェルド
知る人ぞ知る名著。
日本人にはなじみが薄いかもしれませんが、
著者のマークは米国株配当投資術の第一人者。
日本株は1企業で年に２回配当が出ますが、
米国株は多くの企業が4回配当を出します。
配当のキャッシュコンバージョンサイクル
（お金の回り方）が2倍ということは、
それだけ投資効率がいいということ。
その考え方について解説されています。
日本人が知らない年24回の高配当収入レポートを【無料】公開中（クリック）
まとめ
ここまで、なぜ米株の方が日本株よりも強いのか？
の３つの理由をお伝えしました。
確かに米国株について何も知らないままなら、
投資をして損をしないか？本当に収益は得られるのか？と不安になるかもしれません。
ただ、このような背景を知ることによって、少しでも不安が解消されて、
米株は思ったよりいいかもしれないと、思えるんじゃないかなと。
もし、この記事を読んで、少しでも米株いいなと感じたなら、
勢いそのままに投資準備を始めてみてはいかがでしょうか。
もちろん、日本株を０にして100%米株にするのがいい
と言ってるわけではありません。
どのぐらいの比率にするかも含めてどう考えていくかですが、
為替のことを考えても株のリターンの方が大きいような感じがします。
未来のことは正確にわかりません。
なので半々にするという考えもいいですよね。
投資に「絶対」はありません。
とはいっても、運を天に任せて一点買いするのではなく、
今回のようなファクトを元にいろいろと考えをめぐらして
先読みしていくのが醍醐味でもあります。
今回は米国株をおススメしていますが、
今後他の国や株以外の資産性が急成長してくるかもしれません。
広く全体的にアンテナを広げ、様々な情報を取りながら
有利な方に資産を移していくことが大事ですね。
また、初心者は絶対に勝てない
ということもありません。
ぜひ、いろいろと情報を活用して未来を読み切って
投資をしていけたら、楽しく取り組めるのではないでしょうか。
投資ってモニタをたくさん並べてにらめっこするんでしょ？なんかめんどくさそうだし、お金を損しちゃいそう
投資に対してそんなイメージをお持ちの方も多いのではないで[…]
さらに1250円の電子書籍が
無料で読めます
特別な才能があったわけでも
恵まれた環境で育ったわけでもない
普通の会社員だった筆者が、
投資に取組み、知識や経験を深め、
人生マインドと投資を組み合わせた
新しい手法を編み出し、
それを一冊の電子書籍にまとめました。
単なる「金儲け」に走らず、
人生を豊かで楽しいものにする
ことを目的としています。
投資を始める前に必要な
お金に対するマインドチェンジや
米株投資に関する内容も満載です。
この手法を知り合いに教えて実践したところ、
初年度で投資年収が190万円もアップし、
なんとそれを元手に起業しました。
正しい方向に考えを向けて行動すると
こういう好循環が始まります。
どうせ一度きりの人生なのですから、
理想に向かって、「自分」の人生を
歩みましょうよ、と言いたいです。
とはいえ、何をしたらいいのか、
分からない人がほとんどだと思います。
本の内容を補足して
さらに実践的にするのと、
読者とつながって
疑問や相談にお答えするため、
無料のメルマガも発行しています。
すでに購読してくれた人からは
「投資に対するイメージが変わった」
「人生を考えなおすきっかけになった」
と嬉しい感想をたくさんいただいています。
アマゾンで1250円で販売していますが
メルマガ購読者限定で
無料プレゼントします。
すでに投資を実践している人にも
役立つ話もたくさんありますので
ぜひ読んでみてください。
読んでみて内容にご不満があれば
（悲しいですが）即メルマガを
解除してくださってかまいません。
最後までお読み頂き
ありがとうございました。
当記事でご不明点等ございましたら、
些細なことでも構いませんので
コメント欄よりご連絡ください。