投資とは
そもそも投資とはなに?っていう話ですよね。
単純にお金を増やすことでしょって思っていらっしゃる方も多いようです。なのでパチンコ競馬などのギャンブルや、デイトレードやレバレッジFXに対して投資という言葉で表現されている場合もあります。
確かに、お金を増やすもの・ことにお金を使うことが投資ですが、もっというとお金を増やすもの・ことは資産と呼ばれます。つまり資産を増やすためにお金を使うことが投資です。
パチンコ・競馬などはギャンブルです。ギャンブルは胴元が必ず勝つよう計算されています。つまり計算上のリターンはマイナスです。たまたま勝った・負けたの世界です。これは投資ではありません。娯楽です。
短期的な株や為替の売買などは、ある程度の予測をもって実行しますので、たまたまよりは確度が高いかもしれませんが、資産性が低いです。こういった取引は投機と言います。バブル期、日本の地価が上がり続けていた頃の不動産取引なども投機的です。
投資はもう少し根拠が明確で、世界人口はまだ増えているから消費も増えていくだろうから世界全体で需要があるものに投資をしようとか、この会社は業績が伸び続けて株価も配当も増え続けるだろうから株を買おうとか、この地域の賃貸需要はなくならないから不動産を購入して貸そうとか、根拠のあるお金の仕向け先を考えます。
つまり、投資をする根拠や理由が言えるものがほとんどです。「読み」の世界なので予想外のことが起きて外れることもあります。外れた場合はこうするということも決めておけます。つまり未来予測をしながら資産にお金を使っていくことになります。
もちろん株の短期的売買やFXなどもチャートの形や世界情勢をみて予想するわけですから投資の側面もあります。投機を否定するわけではありません。投機の楽しさもあります。ただ、根拠が乏しいケースも多く、ゆえにリスクも多いので注意する必要があります。
リスクの多い投機性の高い金融商品に投資(投機)する場合は、所有しているお金の一部のみに限定するなどしてリスク低減すれば取り組んでも大いに結構だと思います。私も一部投機性の高いもの、具体的にはビットコインなどにも取り組んでいますが保有資金の10%以内などに限定しています。
まとめますと、投資とは自分にお金をもたらしてくれる資産を買うことであり、投機性の高いものの配分をコントロールして中長期的にお金を増やしていくことです。
投資資金の捻出
投資するためには資金が必要です。
そもそもお金がないからお金が欲しくて投資したいのに、投資するための資金すらなければ投資もできず状況は改善しません。そこで投資資金を作り出す方法について解説します。
投資資金(余剰金)= 収入 ー 支出
投資資金は余剰金、つまりあまったお金です。これは収入から支出を引いたものです。
すなわち、収入を多く、支出を少なくすれば投資資金が捻出できます。
収入を多くするためには、現業で成果を出し給料を増やす、副業をする、投資をする、事業を起こすなどの方法がありますが、これは時間がかかったり思うようにいかないこともあるでしょう。
なので、まずは支出を減らすことに取り組むことをお勧めします。これは知識をつけ行動さえすれば実現可能なことです。支出を減らすために、さらに支出を分解してみましょう。
支出 = ①消費 + ②浪費 + ③貯蓄
①消費、②浪費、③貯蓄に分解できます。消費、浪費はよく聞きますが、今回は貯蓄も支出に分類しました。
消費というのは、生活していくために必要なお金です。
住居費、食費、光熱通信費などです。
浪費はよく無駄遣いなどと表されます。たしかにそういってしまえばそうなのですが、親しい人へのプレゼントなどは無駄でしょうか?生活必需品かというとそうではないですが、大切な人に喜んでもらうのって人生を豊かにする有意義なお金の使い方だと思います。そういう意味で自分へのご褒美もよいお金の使い方だと思います。何か頑張ったり成し遂げたりしたときに自分にご褒美あげることで、今の快楽と未来の快楽がつながってきます。活動を長続きさせるためにも自分へのご褒美は有効な手段です。ご褒美の大きさはお菓子をちょっと食べることから海外旅行に行くまで自分の努力や成果に見合ったものにすればいいと思います。
最後に貯蓄ですが、これは現金でおいておくものです。これを支出に置いたのは、明確に貯蓄と投資を分けるためです。何も考えず貯金する(貯蓄)のではなく意図して現金にしておき、それ以外は投資に回すという考え方が重要です。
①消費の減らし方
消費を減らすにはどうしたらいいでしょうか
消費は生活していくために必要なお金です。つまり、生活レベルを落とせばいいんです。簡単ですね。
例えば1番簡単なのは住居費です。都心に高い家賃を支払って住んでいるのであれば郊外に、もしくはターミナル駅の隣の駅に移り住めばいいです。事業や投資がうまくいってお金が有り余ったらまた戻ればいいです。
ローンを組んでいる方は借り換えや繰り上げ返済を検討するといいでしょう。借換は少し敷居が高く感じるかもしれませんが、今借りている銀行でもいいしそれ以外の銀行でも、電話をかけてみて借換を検討しているというと応じてくれる場合もあります。門前払いされる可能性もありますが、電話をかけるだけで数十万円以上の差が出るのでトライしてみる価値はあります。お勤めの会社がお世話になっている銀行やご両親が口座を持っている銀行など何らかの縁がある銀行の方が取り次いでくれる可能性が高いです。実際に私は他行に借り換えの相談をして、その時借りていた銀行に他行への借り換えを検討していると伝えたら金利を下げてもらえた経験があります。銀行も顧客を失いたくないのです。ただし、長いお付き合いをしていくのでくれぐれも慇懃(いんぎん)無礼にならないよう常識の範囲内で丁寧にお話してみてください。ローンを繰り上げ返済する場合は返済期間を短くする期間短縮型と月々返済額を軽減する返済額軽減型がありますが、返済総額が減る効果が大きいのは期間短縮型です。ネットのサイトでどのぐらい支払額が抑えられるか計算できるサイトもあるので検索してみてください。
住宅費以外に、食費はコンビニで買っている同じものをスーパーで買うことで出費を抑えられます。
衣類もできるだけ安いものをうまく組み合わせておしゃれに見せる工夫をすればいい。
スマホもMVNOを活用します。
キャッシュレスのポイントを活用して消費を減らすこともできます。
つまり、1段階下の給与水準の暮らしをあえてするというイメージを持ったり、賢くお金を作り出すことで投資資金を捻出できます。
②浪費の減らし方
一般的に浪費とは無駄使いと表現されますが、「無駄遣いをなくす」というとちょっと苦しい感じがしてしまうので、上にも書いた通り、自分へのご褒美と定義してあげることで前向きにとらえることができます。
人にプレゼントするときも、その喜ぶ顔をみて自分がいい気持ちになるのであれば自分へのご褒美という定義で問題ないですね。
自分へのご褒美はちゃんとあげた方がいいです。将来のために今の苦痛を選んだ自分に、今の快楽をあげて満たしてあげます。まだまだ甘い!と根性でやっていると、うまくいかないときに心が折れてしまうことがあります。気楽に一歩一歩進んでいることを自覚しながら、自分をほめながらやっていった方が長続きします。
クレジットカードを利用する際、リボ払いを設定している方もいらっしゃるかと思いますが、便利に買い物しているように感じますが手数料がなんと15%だってご存じでしょうか。消費者金融よりも高い金利です。そもそも、投資リターンを5%とか10%あればいいなと考えている中で15%の手数料を支払うのってどうでしょうか。お金が有り余っているのでない限り、リボ払いはすぐにやめましょう。手数料や利息が発生するようなものは大抵、所有欲や利便性を与えてくれるものですが、本当にその手数料を支払うことが妥当か、それが自分へのご褒美になるのかよく考えましょう。
単なる無駄遣いになるような喫煙やギャンブルはやめましょう。行きたくない飲み会も行かなくても何も問題ありません。
この辺を考えるだけで、月に数千円~数万円浮いてきませんか?これ以上生活レベルを下げたり浪費を減らしたりできない!という方はそれ以上無理せず、自分の価値を発揮することに注力して収入を上げることを考えていきましょう。
③貯蓄ポジションの考え方
支出に分類した貯蓄の考え方ですが、直近もしくは近い将来に何か起きた時のための当分必要な現金ということになります。そのリスク期間は人によって異なります。3か月分でいいと考える人もいれば2年分は持っていないと不安という人もいるでしょう。私は6か月分を目安にしています。半年あれば何らかの対応はできると思うからです。
銀行に置いておいても金利は0.001%、まったく増えないといってもいいかと思います。それどころか、コンビニATMで引き出すと、手数料が110円とられます。これは現金1100万円を1年間銀行に預けてもらえる金利相当です。
そう考えると、銀行に預けてATMで引き出すより、現金でタンス預金している方がマシに思えてきます。親から貯金しなさいって教わったかもしれませんが、これは戦後日本の金利が5~10%近くあったことの名残です。銀行に預けていればどんどんお金が増えていったんですね。なぜなら日本が高度成長期でGDPが毎年10%上がっていたからです。私が祖母に聞いた話では、銀行に預けなさいの前は杉を植えておきなさいって教わったらしいです。今、杉なんて植えたら売れないし花粉症はあるし大変ですね。銀行で貯金しなさいという教えはそういうことなのです。
また、貯金はリスク発生時に対応するお金と考えると、そのリスクは保険で賄うこともできる場合があります。保険と組み合わせて現金でもっておかなければならない金額を抑えることで投資資金を捻出できます。ご自身の資産をどのぐらい現金で持っておくべきかというのはその人の収入や生活環境によって異なるので一概に言えませんが、毎月の出費などから計算してどのぐらいか考えてみるといいでしょう。
また、株や債券などの流動性の高い金融資産の場合、売却して3営業日ぐらいで現金化できます。普段は金融資産として持っておいて、いざというときは必要な分だけ現金化することも可能です。
また、不動産投資をする際、「自分はこれだけ資産がありますよ」というアピールをして銀行や公庫から融資を引ける場合があります。その時は一時的に現金ポジションを多めにする場合があります。株やビットコインをたくさんもっていても銀行からはリスク商品という位置づけになります。そもそも銀行員は投資信託ぐらいしか投資できない(申請すればできる場合もある)ぐらい、リスク商品に対しての見方は厳しいです。お客様から預かったお金を万が一でも減らしてしまったら信用問題になってしまいますから。なので、銀行にアピールするのは不動産の事業性がしっかりしていることと、自分がちゃんとお金を返す能力があるんですよということになります。覚えておいて損はないですね。
投資準備完了
投資って何?っていうことを理解し、投資資金を準備すれば準備完了です。余剰資金は100万円程度あるといいですが、10万円でも1万円でも投資はできます。だいじなのは、早く始めることです。まごまごしている時間にお金が増える機会を損失しています。次回以降は実際の投資についてお話していきます。
1250円で販売中の書籍を無料で読めます
私は10年かけていろいろな投資に取り組み、
いろいろと失敗をしながら経験を積んだ結果、
年間1000万円の不労収益を得ることに成功しました。
とはいえ、特別な才能があったわけでも
恵まれた環境で育ったわけでもないです。
むしろお金に関しては無頓着で貯金も0、
投資なんてとんでもなかったです。
でも今は新たな夢に向けて挑戦できています。
一緒にやっている投資仲間もただの会社員から始めて
初年度で投資年収が300万円もアップしました。
正確には、投資だけではなく
自分の人生を考えた結果、副業も始められ、
その収益も加わっています。
投資もビジネスも拡大させていき、
そのうち本業を追い抜くと思います。
正しい方向に考えを向けて行動すると
こういう好循環が始まります。
どうせ一度きりの人生なのですから、
理想に向かって「自分」の人生を歩んでほしいです。
とはいえ、何をしたらいいのか、
分からない人がほとんどだと思います。
そこで私がどのように自分の人生を考え
投資に向き合ってきたのか知識と経験を
一冊の書籍にまとめました。
「0ゼロから始めて無理なくコツコツ 自分専用の投資術」
すでに購読してくれた人からは
「投資に対するイメージが変わった」
「人生を考えなおすきっかけになった」
と嬉しい感想をたくさんいただいています。
アマゾンで1250円で販売していますが
メルマガ購読者限定で無料でプレゼントします。
すでに投資を実践している人にも役立つ
話もありますのでぜひ読んでみてください。